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eBay法律・許可

eBay輸出に古物商許可は必要?2026年最新|中古品販売の法律と許可申請の全手順

中古品をeBayで販売するために古物商許可が必要かどうか、違反リスクと申請手順をわかりやすく解説します。

佐藤 健介2026年5月28日読了時間:約9分
重要な免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としています。古物商許可に関する具体的な判断は、管轄の警察署や弁護士にご相談ください。法律の解釈・適用は個別の状況によって異なります。

eBay輸出を始めるとき、多くの人が「古物商許可って必要なの?」と悩みます。答えは「仕入れた中古品を売るなら必要」です。

古物営業法は「他人から買い受けた中古品の転売」を規制しています。自分が使っていたものを売るだけなら不要ですが、リサイクルショップやヤフオクで仕入れた商品をeBayで転売する場合は許可が必要です。

無許可で営業した場合は刑事罰の対象になります。副業とはいえ、しっかり法律を理解して正しく許可を取得しましょう。

古物商許可が必要なケース

リサイクルショップ・ハードオフ等で仕入れた商品のeBay転売
最も典型的なケース。仕入れ転売は古物営業法の規制対象です。
ヤフオク・メルカリで仕入れた商品の転売
個人からの購入であっても「買い受け」に該当するため許可が必要です。
知人・友人から安く買い取った商品の転売
対価を支払って中古品を取得し転売する行為は許可が必要です。
ガレージセール・フリマで仕入れた商品の転売
購入価格と転売価格の差益を目的とした反復継続的な売買が対象です。

古物商許可が不要なケース

自分が購入して使っていたものを売る
「自分のもの」の処分は古物営業法の対象外です。私物の腕時計・カメラ・本など。
自分で製造・制作したものを売る
ハンドメイド作品・自作品は古物ではないため許可不要。
新品(未使用品)の販売
古物営業法は「古物(使用された物品等)」が対象。新品転売は基本的に対象外です。
家族・遺品の処分
相続したものや家族の遺品を売る行為は古物営業に該当しない場合が多いです。

グレーゾーン注意:「自分のもの」として大量に出品しているケースは、実質的に営業と判断される可能性があります。判断が難しい場合は警察署に相談することをおすすめします。

無許可販売のリスク

刑事罰

3年以下の懲役または100万円以下の罰金(古物営業法第31条)

eBayアカウント停止

違法な販売活動が発覚した場合、アカウントの永久停止処分を受けるリスクがあります。

売上の取り消し・返金要求

取引の取り消しや、バイヤーからのクレーム・返金要求が増えるリスクがあります。

社会的信用の失墜

副業や本業への影響、近隣への影響など、法律違反は社会的な信用を大きく損なう可能性があります。

古物商許可の申請の流れ

STEP 1
管轄警察署を確認する
1〜2日

営業所(自宅OK)の所在地を管轄する警察署の生活安全課に問い合わせます。「古物商許可の申請をしたい」と伝えれば案内してもらえます。

STEP 2
必要書類を収集する
1〜2週間

住民票、身分証明書(本籍地の市区町村が発行するもの)、略歴書、誓約書、申請書など。法人の場合は追加書類が必要です。

STEP 3
申請書類を作成・提出する
当日

書類を持参して警察署の生活安全課に提出します。手数料19,000円を収入証紙で納付します(都道府県によって収入証紙の購入場所が異なります)。

STEP 4
審査を待つ
40〜60日

警察署による審査が行われます。問題がなければ約40〜60日で許可証が交付されます。

STEP 5
許可証受け取りとプレート掲示
当日

古物商許可証を受け取ります。営業所に古物商プレートを掲示する義務があります。

合計費用:申請手数料19,000円(一度支払えば更新不要。ただし許可の返納・再申請は再度手数料が必要)。プレート代が別途数百〜1,000円程度かかります。

必要書類一覧(個人の場合)

古物商許可申請書
警察署でもらえる。または各都道府県警のWebサイトからDL可能
住民票の写し
本籍記載、マイナンバー不記載のもの。3ヶ月以内発行
身分証明書
本籍地の市区町村が発行するもの(運転免許証ではない)
略歴書
直近5年間の略歴。書式は警察署でもらえる
誓約書
欠格事由に該当しないことの誓約書。書式は警察署でもらえる
営業所の平面図
自宅の場合、部屋の間取り図。手書きで可
URLの届出(ネット取引の場合)
eBayのプロフィールURL等を届け出る

必要書類は都道府県や管轄警察署によって若干異なる場合があります。事前に管轄警察署に確認することをおすすめします。

許可取得後にやること

1
営業所に古物商プレートを掲示する
2
古物台帳(取引記録)をつける(義務)
3
eBayのアカウントに古物商許可番号を登録することを検討する
4
住所変更・屋号変更などがあれば変更届を提出する
5
eBayのSeller Hubでビジネスセラー設定を確認する

eBayのルールとの関係

eBay自体は古物商許可の有無を直接チェックしませんが、eBayの利用規約では「現地の法律・規制に準拠すること」が求められています。

ビジネスセラーポリシー

継続的に販売するセラーは「ビジネスセラー」として登録が推奨されます。これにより税務処理や取引記録が整理されます。

VAT登録(EU向け販売)

EU諸国への販売が増えた場合、VAT(付加価値税)の登録義務が発生することがあります。

売上報告の義務

eBayは一定額以上の売上について税務当局に報告する義務があります。日本の確定申告とあわせて適切な申告が必要です。

よくある質問

Q. eBayで中古品を売るのに古物商許可は必要ですか?

A. 自分が使っていたものを売るだけなら不要です。しかし、他人から買った中古品(仕入れた商品)を転売・輸出する場合は古物商許可が必要です。リサイクルショップ・ヤフオク・メルカリからの仕入れ転売は古物営業法の対象です。

Q. 古物商許可なしでeBayに出品するとどうなりますか?

A. 古物営業法違反となり、3年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象になります。また、eBayアカウントの永久停止リスクもあります。

Q. 古物商許可の申請費用はいくらですか?

A. 申請手数料は19,000円(都道府県によって若干異なる場合あり)です。申請から許可取得まで約40〜60日かかります。

Q. 個人でも古物商許可を取れますか?

A. はい、個人でも取得できます。住所地を管轄する警察署に申請します。欠格事由(成年後見人、禁錮以上の刑を受けた等)に該当しなければ取得可能です。

佐藤 健介
eBay輸出専門セラー・フリマナビ編集長

2019年よりeBay輸出を開始。古物商許可を適切に取得した上で中古品輸出を展開。累計3,500件以上の取引実績でPowerSeller認定。法律を守りながら安心して副業を続けるための情報を発信中。

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