メルカリ個人出品だけ検索する裏ワザ|知らない人が9割の公式フィルター活用法
利用率推定10%未満の隠し機能で、レア中古品を3タップで絞り込む。
山田 翔太
元メルカリ出品者・累計2,000件取引 / 最終更新: 2026-05-20
メルカリで欲しい商品を検索したら、業者っぽいShopsの新品ばかりで埋もれてしまう。
レアな中古品や、お得な個人出品をピンポイントで見たい。
実はメルカリには公式の絞り込みフィルターがある。でも知ってる人はほぼいない。
📌 結論
メルカリは2024年11月から「個人」「メルカリShops」で出品者を絞り込める公式フィルターを提供している。 検索結果画面の「絞り込み」→「出品者」から3タップで切り替え可能。 中古レア品を探す購入者は「個人」、業者品質を求めるなら「Shops」を選ぶのが正解だ。
この記事でわかること
- ✅ 2024年11月追加の個人/Shopsフィルターの概要と使い方
- ✅ 「個人」フィルターが有効な4つのシーン
- ✅ 「Shops」フィルターが有効な3つのシーン
- ✅ 出品者目線でのフィルター活用法と上位表示への影響
- ✅ フィルターの限界と注意点
そもそも個人/Shopsフィルターとは
2024年11月28日、メルカリびよりに1本のお知らせが載った。 「個人」か「メルカリShops」出品者で商品を絞り込めるようになりました——という内容だ。 しかし多くのユーザーはこのアップデートを見逃している。
なぜ利用率が推定10%未満なのか
メルカリはこの機能をアプリ内でほぼ告知していない。 2024年11月のリリースノートはメルカリびよりに掲載されたのみで、 アプリのアップデート通知には含まれなかった。 2026年3月現在も機能アップデートは継続しているが、 知らないユーザーが大多数というのが実態だ。
| 項目 | 個人出品 | メルカリShops |
|---|---|---|
| 出品者の種別 | 一般ユーザー(個人) | 法人・個人事業主 |
| 商品の特徴 | 中古・不用品が中心 | 新品・在庫品が中心 |
| 値下げ交渉 | 応じる場合が多い | 原則固定価格 |
| 配送対応 | メルカリ便中心 | 冷蔵・冷凍対応可 |
出典: メルカリびより「個人かメルカリShops出品者で商品を絞り込めるようになりました」(2024年11月28日 jp-news.mercari.com/info/41857)
フィルターの使い方(3ステップ)
操作は3タップで完結する。所要時間は約2分だ。
商品を検索する
通常通り検索ワードを入力して結果一覧を表示する。 この段階では個人・Shopsが混在した状態で表示される。
「絞り込み」をタップ
検索結果画面の上部にある「絞り込み」ボタンをタップする。 画面上部の横スクロールメニューの中にある。見当たらない場合はスワイプして探す。
「出品者」→ 対象を選択して適用
絞り込み画面の「出品者」項目で「個人」または「メルカリShops」を選んで「適用」をタップする。 これで選択した種別の商品のみが表示される。
選択後の動作
- • 「個人」を選ぶ:一般ユーザーの出品のみ表示(中古品が中心)
- • 「Shops」を選ぶ:事業者出品のみ表示(新品・在庫品が中心)
- • フィルターは次回の検索でも引き継がれる場合があるため、解除忘れに注意
「個人」を選ぶべき4つのケース
購入目的別に使い分けるのが正しい活用法だ。 以下4つのシーンでは「個人」フィルターが特に有効に働く。
① レアスニーカー・限定品を探すとき
ナイキのコラボモデルやNikeNFT等、転売プレミアが付く限定品は個人出品に眠っている場合が多い。 Shopsでは大量在庫を持つ業者と競合するが、個人フィルターで絞ると掘り出し物に出会いやすくなる。
② 中古ブランド品の掘り出し物探し
ヴィトン・グッチ等のブランド品を中古で探すなら個人出品に絞るのが基本だ。 Shopsブランド品は相場通りの価格設定が多く、値下げ交渉にも応じない。 個人出品者は相場を知らずに安値出品するケースがあり、狙い目になる。
③ 値下げ交渉をしたいとき
値下げ交渉の成功率は圧倒的に個人出品者の方が高い。 Shopsは事業者運営のため固定価格が基本で、交渉しても断られることがほとんどだ。 最初から「交渉前提で探す」なら個人フィルター一択になる。
④ ヴィンテージ・アンティーク類
昭和レトロ品、古いカメラ、絶版フィギュアなどは個人の押し入れから出てくることが多い。 Shopsで取り扱う事業者も存在するが、希少品は個人出品の方が選択肢が広い。 価格のばらつきが大きいため、相場確認ツールと組み合わせて使うのがおすすめだ。
「メルカリShops」を選ぶべき3つのケース
逆にShopsフィルターが適している場面もある。 品質保証や配送条件を優先するなら、迷わずShopsを選ぶべきだ。
① 飲料・食品・コスメなど新品商品
未開封のサプリや限定コスメなど、品質が重要な商品はShopsが安心だ。 事業者は保管管理・賞味期限管理が適切に行われており、 個人出品の「長期自宅保管品」リスクを避けられる。
② 冷蔵・冷凍配送が必要な商品
生鮮食品や冷凍スイーツなど温度管理が必要な商品はShops専用機能だ。 個人出品では冷蔵・冷凍配送に対応できないため、 このカテゴリでは最初からShopsフィルターで絞り込むのが正しい使い方になる。
③ 領収書が必要な購入
仕事用の備品や経費精算が必要な商品を購入するなら、領収書を発行できるShops出品者を選ぶ。 個人出品者は原則として領収書の発行に対応しておらず、 経費計上が必要な場合は最初からShopsに絞り込む方が効率的だ。
出品者目線:このフィルターが意味すること
フィルター機能は購入者だけでなく、個人出品者にとっても重要な変化をもたらしている。
個人出品者にとってのチャンス
「個人指定」で検索するユーザーは、目的が明確で購買意欲が高い層だ。 フィルターで絞り込んで見ている人は「業者から買いたくない」という強い意思がある。 個人出品者の商品がピンポイントで目に入る機会が、フィルター普及とともに増える。
タイトル・説明文への活用
- • 「個人出品」「自宅保管品」「中古」などのキーワードを含める
- • 商品説明に「個人使用品」と明記すると信頼感が上がる
- • 購入意欲が高いフィルターユーザーに刺さる文章が成約率を高める
100円値下げ無効化との関連
アルゴリズム変更で100円値下げが効かなくなった2025年12月以降、 検索上位に表示されにくくなった個人出品者が増えている。 だがフィルター機能があれば、値下げ競争ではなく「個人出品であること」自体が武器になる。 フィルターユーザーを狙うなら、値下げより商品説明の充実に注力する方が得策だ。 → 詳しくはメルカリ100円値下げが効かなくなった理由を参照。
フィルターの限界と注意点
便利なフィルターにも3つの落とし穴がある。
① カテゴリによっては個人出品がほぼない
食品・飲料・農産物カテゴリは個人出品が少なく、 個人フィルターをかけると検索結果が極端に少なくなる。 カテゴリによってはフィルターなしの方が選択肢が広い場合がある。
② フィルター解除を忘れると次回も引き継がれる
一部のアプリバージョンでは、フィルター設定が次回の検索でも引き継がれる。 「なんか商品数が少ない」と感じたら、まずフィルター状態を確認する習慣をつけておくと良い。 絞り込み画面の「リセット」で全フィルターを一括解除できる。
③ メルカリShopsの在庫品質は向上中
2024〜2026年にかけてShopsの出品品質は着実に向上している。 2026年3月時点でShops出品者数は2024年比で約1.4倍に増加しているとされ、 個人出品だけに絞ると掘り出し物を見逃す場面も増えつつある。 目的ごとに使い分けるのが最適解だ。
よくある質問
Q. 個人出品とメルカリShops出品の見分け方は?
商品ページの出品者欄で確認できる。Shopsはストア名が表示され、プロフィール画像の横に「Shop」バッジが付いている。個人出品はユーザー名とプロフィール画像のみだ。
Q. フィルター機能はアプリとWeb両方で使える?
両方で使える。アプリ版は検索結果画面の「絞り込み」→「出品者」の順に操作する。Web版はレイアウトが若干異なるが、同様に「絞り込み」から設定可能だ。
Q. 値下げ交渉は個人とShopsどちらが成功しやすい?
圧倒的に個人出品者の方が交渉成立率が高い。メルカリShopsは事業者運営のため原則固定価格で、値下げ交渉に応じない店舗がほとんどだ。
Q. Shopsから個人出品への切り替えは可能?
不可。メルカリShopsを開設すると事業者アカウントとして別管理になり、同じアカウントで個人出品と混在させることはできない。
Q. 個人とShopsで配送方法に違いはある?
ある。メルカリShopsは冷蔵・冷凍配送に対応した法人向け配送オプションが利用可能。個人出品はらくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便が主な選択肢だ。
関連記事
関連ツール
出典・参考文献
- ・メルカリびより「個人かメルカリShops出品者で商品を絞り込めるようになりました」(jp-news.mercari.com/info/41857, 2024年11月28日)
- ・メルカリ公式ヘルプ「出品者を絞り込む」(help.jp.mercari.com)
- ・メルカリShopsガイド「出品商品を検索結果へたくさん表示させる方法」
- ・メルカリColumn「メルカリShopsとメルカリの違い」2026年3月版
まとめ
2024年11月に追加されたメルカリの個人/Shopsフィルターは、 知る人ぞ知る隠れた便利機能だ。利用率は推定10%未満で、まだ多くのユーザーが存在を知らない。
中古レア品・値下げ交渉・ヴィンテージ探しには「個人」フィルターを、 新品・食品・領収書が必要な購入には「Shops」フィルターを使う。 3タップで切り替えられるので、検索の前に目的に合わせて設定する習慣をつけると良い。