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2026年最新・規約改定対応

あなたはメルカリで事業者扱い?18の判定基準を完全解説【2026年最新】

2025年10月の規約改定で個人アカウントが使えなくなる「事業者」の定義を、消費者庁ガイドラインに基づいて完全解説。

公開: 2026-05-12更新: 2026-05-12約15分
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フリマナビ編集部

フリマアプリ歴5年・取引1000件以上。メルカリ・ヤフオク・ラクマの最新情報を発信。

この記事でわかること(30秒で読める)

  • ✅ 2025年10月メルカリ規約改定の影響と「事業者」の新定義
  • ✅ 消費者庁ガイドラインに基づく18の判定基準(カテゴリ別)
  • ✅ 個人/グレー/事業者の3ティアと具体的アクションプラン
  • ✅ グレーゾーンから安全に抜け出す3つの方法
  • ✅ メルカリShopsへ移行する具体的な手順

なぜ今、事業者判定が重要なのか

2025年10月22日、メルカリは利用規約を大きく改定しました。改定の核心は「指定法人を除くすべての事業者は、フリマアプリ『メルカリ』を利用できない」という明文化です。これにより、これまでグレーだった転売ヤー・せどらー・ハンドメイド作家の個人アカウント利用が、明確に禁止されました。

問題は、「事業者」と「個人」の境界が曖昧だということです。 「月に20点くらい出品している自分は事業者なの?」「ハンドメイドを副業で続けているけど、Shopsに移行すべき?」「不用品処分のつもりだったけど、ブランド品20点出してたらマズい?」——こうした不安を抱えるユーザーが急増しています。

メルカリは「月◯円以上なら事業者」という数値基準を公表していません。代わりに参考とされるのが、消費者庁が公表している「インターネット・オークションにおける『販売業者』に係るガイドライン」です。本記事ではこのガイドラインに基づく18の判定基準を、カテゴリ別に詳しく解説します。

規約違反のリスク

  • • AI監視による出品履歴の自動チェック強化
  • • 警告メール → 出品制限 → アカウント永久停止
  • • 売上金が引き出せなくなるリスク
  • • 同一住所・電話番号での再登録は不可

A. 出品量・売上規模(5項目・各2点)

消費者庁ガイドラインで最も重視される項目です。1つでも該当すると事業者と判定されるリスクが大きく上がります。

Q1. 過去1ヶ月で新規出品が100点以上ある

消費者庁ガイドラインの最重要指標です。「過去1ヶ月で200点以上、または一時点で100点以上」を販売業者の基準としており、メルカリもこのラインを意識した運用を始めています。

例:断捨離で100点出品しても警戒対象。引っ越し前後など特殊事情があれば説明できますが、毎月100点ペースは事実上の事業者です。

Q2. 過去1ヶ月の落札総額が100万円以上

売上規模の絶対値判定です。高額ブランド品の取引でも、月100万円を超えると「個人の不用品売却」とは言えない経済規模です。

例:ロレックスを1点150万円で売っても基準超え。確定申告の必要性とも連動します。

Q3. ブランド品・健康食品・チケット類を一時点で20点以上出品中

ガイドラインで「特定品目」として警戒される3カテゴリ。 ブランド品は転売、健康食品は無許可販売、チケット類はダフ屋行為に直結するため、20点ラインで明確に基準化されています。

例:ヴィトン20点、サプリ20種、ライブチケット20枚——すべて該当します。

Q4. インクカートリッジを一時点で20点以上出品中

Q3とは別枠で名指しされている特殊カテゴリです。プリンタメーカーから盗難品の流通経路として警戒されており、ガイドラインに独立項目として記載されています。

例:純正インクを20点まとめて出品すると、出品自体が削除されることもあります。

Q5. 同一商品(型番が同じ新品)を3点以上同時出品中

「同じiPhone15を3台同時出品」のような状態は、明らかに転売目的とみなされます。個人の不用品で同一型番の新品を複数所有することはまずないためです。

例:ニンテンドースイッチ2を3台、Switchソフト同タイトル5本、未開封のNike新品3足など。

B. 仕入れ・販売パターン(5項目・各2点)

出品量が少なくても、「営利目的の販売」とみなされる典型的なパターンです。 メルカリの規約改定で明示的に禁止された4つの行為(転売・せどり・ハンドメイドの継続販売・輸入販売)が中心となります。

Q6. 仕入れた新品商品を販売している(転売・せどり)

改定後の規約で第一に禁止された行為です。 量販店・ディスカウントストア・他のECサイトから仕入れて転売する行為は、規模を問わず事業活動とみなされます。

例:ドンキで仕入れて販売、Amazonアウトレット→メルカリの差額取引、限定品の予約購入→転売など。

Q7. ハンドメイド作品を継続的に販売している

「趣味で年に2〜3点」レベルなら個人扱いですが、月に複数点・継続的に販売している場合は事業者です。 メルカリは「継続的な収益目的」を判定材料としており、SNSでの宣伝活動も判断要素になります。

移行先:メルカリShops、minne、Creema、BOOTH、BASEなど。

Q8. 海外輸入商品を販売している

個人輸入による販売も事業活動に該当します。AliExpress・タオバオ・eBay等から仕入れた商品の販売は、輸入販売業として扱われ、規約改定で明示的に禁止されました。

例:韓国コスメの並行輸入、中国輸入の雑貨・アパレル、米国からのスニーカー輸入転売など。

Q9. 同一カテゴリ・同一ブランドを繰り返し出品している

「ナイキのスニーカーばかり20点出品」「Apple製品ばかり」など、特定カテゴリへの偏りは仕入れ販売の証拠とみなされます。AIが出品傾向を分析し、自動でフラグを立てます。

例:同一ブランドの服を毎月10点ペースで出品、特定アニメグッズの転売など。

Q10. 試作品・サンプル・ノベルティを販売している

非売品の流通は規約違反であり、横領品の可能性もあるため、運営から特に警戒されます。 化粧品のサンプル、企業ノベルティ、社内配布品などの大量出品は要注意。

例:化粧品サンプル50点、企業ロゴ入りグッズ、医薬品の試供品など。

C. 事業者要件(4項目・各1点)

既に事業者として活動している証拠となる項目です。これらは本人が事業者と認めている状態であり、メルカリ運営から見ても明白な事業者です。

Q11. 開業届を税務署に提出している

開業届を出している時点で、税法上の事業者です。個人事業主としての確定申告義務もあり、 メルカリの個人アカウント利用は明確な規約違反となります。

Q12. 古物商許可証を取得している

古物商許可は中古品を継続販売する事業者に必要な許可です。 取得している時点で「業として中古品を販売する意思」を公的に認めていることになります。

Q13. メルカリの売上で年間20万円超の所得がある(会社員の場合)

会社員の副業は年間20万円超で確定申告必須です。これを超えている時点で「営利目的の活動」と公的にみなされやすくなります。 ただし、生活用動産(中古衣類など)の売却分は所得から除外できます。

Q14. 確定申告で事業所得または雑所得として申告している

税務署に対して「事業として」または「副業として」継続的な収入を申告している場合、 税務上の事業性が認められた状態です。メルカリの規約とは別の話ですが、判定では強い証拠となります。

D. 運用実態(4項目・各1点)

事業実態を補完的に判断する項目です。単体では決定打になりませんが、他のカテゴリと組み合わさることで事業者性を強める要素です。

Q15. 専用の作業スペース・在庫保管場所がある

自宅の一室を倉庫化、トランクルーム契約、棚卸し台帳の管理など。事業活動の物理的痕跡です。

Q16. 仕入れ用クレジットカードを生活用と使い分けている

事業会計を意識した運用です。経費計上を視野に入れた行動は、事業者としての意識の表れです。

Q17. 売上を生活費以外(再投資・貯蓄)に回している

仕入れ資金の再投資、ビジネス用銀行口座、利益の蓄積など。「不用品処分でお小遣い」と異なる経済行動です。

Q18. メルカリ以外の販路も使っている

Amazon・ヤフオク・自店舗・ECサイトでも販売している場合、複数チャネルでの販売活動は明確な事業性を示します。

判定結果の3ティアと具体的アクション

18問の合計スコア(最大28点)に応じて、3つのティアに分類されます。 ティアごとに取るべき行動が大きく異なります。

🟢 個人利用OK(0〜7点)

断捨離・不用品処分レベルの利用です。引き続き個人アカウントで安全に出品できます。

推奨アクション:

  • • 出品ペースを月50点以下に維持
  • • 同一カテゴリの大量出品は避ける
  • • 売上が年間20万円を超えそうな場合は確定申告を確認

🟡 グレーゾーン(8〜15点)

個人と事業者の境界線上です。現状では即時停止の可能性は低いですが、 パターンを継続するとリスクが高まります。早めの対策が必要です。

3つの選択肢:

  • ① 出品ペースを下げる:月100点未満、同時出品の新品20点未満を維持。同一カテゴリへの偏りを避け、不用品中心の出品にシフト。
  • ② 古物商許可を取得:中古品を扱うなら法律上必須。グレーから「正規ルート」へ進む選択肢。
  • ③ メルカリShopsへ移行:継続的に売上を伸ばしたいなら、正規の事業者として活動する。

🔴 事業者扱い(16〜28点)

事業者として活動している状態です。このまま個人アカウントを使い続けるとアカウント停止のリスクがあります。早急にメルカリShopsへの移行が必要です。

必須アクション:

  • ① メルカリShopsへ即時移行:個人事業主または法人として登録。
  • ② 古物商許可の取得:中古品を扱うなら必須。警察署で約2万円・取得期間1〜2ヶ月。
  • ③ 開業届と確定申告の準備:税務署に開業届を提出。青色申告で65万円控除を活用。
  • ④ 会計ソフトの導入:freeeやマネーフォワードで売上・経費を自動管理。

メルカリShopsへの移行手順

事業者と判定された方、グレーから抜け出して安全に販売を続けたい方向けの、メルカリShops移行の基本手順です。

基本ステップ

  1. メルカリアプリから「Shopsを開設」を選択
  2. 事業者区分(個人事業主 / 法人)を選択
  3. 氏名・住所・連絡先・口座情報を登録
  4. 個人事業主の場合:青色申告決算書 + 確定申告提出証明書を提出
  5. 本人確認(マイナンバーカード推奨)
  6. 審査通過後、ショップ名・送料・返品ポリシー設定
  7. 商品登録 → 販売開始

移行のメリット

  • • 在庫管理機能(バリエーション・在庫数管理)
  • • 複数人運営対応
  • • API連携で外部システムと連動可能
  • • 売上レポート出力で確定申告が楽
  • • フリマアプリ「メルカリ」のユーザーにも表示される
  • • 出店料・初期費用は無料(販売手数料10%のみ)

注意点

  • • 個人アカウントの評価・フォロワーは引き継げません
  • • 中古品販売には古物商許可が必須
  • • 個人事業主は青色申告のみ申し込み可能
  • • 食品・化粧品・医薬品など特定商品は許認可が必要

よくある質問(FAQ)

Q. 事業者と判定される最低ラインは?

消費者庁ガイドラインでは「過去1ヶ月で200点以上」「一時点で100点以上の新規出品」「過去1ヶ月の落札総額100万円以上」「ブランド品・健康食品・チケット類・インクカートリッジを一時点で20点以上」のいずれかに該当すると販売業者とみなされる可能性があります。

Q. 不用品処分なのに事業者扱いされることはありますか?

はい、出品ペースや内容によっては不用品処分と主張しても事業者扱いされます。 特に「同一商品の複数同時出品」「ブランド品の大量出品」「短期間での高額売上」は警戒対象です。

Q. 事業者と判定されたらすぐにアカウント停止されますか?

即時停止ではなく、警告→出品制限→アカウント停止という段階的な対応が一般的です。 ただし悪質と判断された場合は即時停止もあり得ます。早めにメルカリShopsへの移行を検討しましょう。

Q. メルカリShopsへ移行するとフォロワーや評価は引き継がれますか?

いいえ、個人アカウントのフォロワー・評価はShopsには引き継がれません。 ただしShopsの商品はフリマアプリ「メルカリ」内でも表示されるため、購入者層は維持できます。

Q. ハンドメイド作家もShopsへ移行が必要ですか?

継続的・反復的に販売しているハンドメイド作家は事業者扱いです。 メルカリShopsまたはminne・Creemaなどハンドメイド特化型プラットフォームへの移行が必要です。

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まとめ

2025年10月のメルカリ規約改定により、「個人」と「事業者」の境界が明確化されました。 本記事で紹介した18の判定基準は、消費者庁ガイドラインに基づく実用的な指標です。

重要なのは、グレーゾーンに留まり続けないこと。 現状の運用がリスクを抱えていると感じたら、早めに対策(出品ペース調整、古物商取得、Shops移行)を実行することが、長期的にメルカリで活動を続ける鍵です。 まずは判定ツールで自分の状態を客観的に確認することから始めましょう。

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